I LOVE mama

『I LOVE mama』の概要

『I LOVE mama』（アイラブママ）は、エイチジェイが運営し、大洋図書が発行する20代女性向けのファッション雑誌です。この雑誌は、ママたちの個性やスタイルを尊重しながら、令和時代の新しいママのライフスタイルを提案しています。2022年に復活した際には、かつての魅力を引き継ぎつつ、「キラキラ輝く全国のママを応援」という新たなコンセプトを掲げています。

雑誌の歴史と来歴

『I LOVE mama』は、元々2008年にインフォレストから発行されたギャル系ファッション雑誌としてスタートしました。『小悪魔ageha』と『ハピーナッツ』の共著によるギャルママ向けの共同増刊号が好評であったため、その後、ギャルママに特化した内容の雑誌が誕生しました。その売上は非常に良好で、初版からわずか3日で15万部を販売し、さらには異例の増刷が行われました。この成功を受けて、2009年には月刊誌として正式にスタートし、その名も『I LOVE mama』と改められました。

しかし、2014年にはインフォレストが事業を停止したため、一時的に休刊に至ります。多くのファンに愛されていたこの雑誌は、2022年2月に新たな形式で復刊し、令和版としてスタートを切りました。

内容と特徴

『I LOVE mama』の特徴は、幅広いテーマを扱っている点です。家事、育児、ファッションに至るまで、多岐にわたる情報を提供しています。また、この雑誌の中で注目されるのは、頻繁に登場する新しい言葉、いわゆる「新語」です。例えば、「美しいママ」を指す言葉としての“美ママ”や、シングルマザーを意味する“シンママ”など、他の媒体ではあまり見かけない独自の用語が使用されています。

モデル

令和版の『I LOVE mama』には、現在活躍するモデルたちが魅力を引き立てています。モデル陣は、清水英実（えいみ）、さよ、じゅんな、佐々木なつみ（なつみ）、青木菜花（なのか）、はるか、長谷川万射（まや）、村崎未來（みく）、ゆずぴ、村上来渚（らな）、りの、田南瑠衣（るい）など、バラエティに富んでいます。

さらに、過去にも様々なモデルが誌面を飾っており、代表的なのが桃華絵里（ももえり）です。

特筆すべきは、雑誌に登場するモデルたちが、ほとんどが子連れである点です。彼女たちの子供たちは「ちびコ」と呼ばれ、母親の魅力を一層引き立てています。誌面には、専属モデルとしての“ラブモ”や準専属モデル“ラブママ24”の制度が設けられ、さらなるモデルの登用が行われています。

外部活動

雑誌の枠を超えた活動も目を引きます。2010年4月には、味の素との共同ventureにより、料理に特化したウェブサイト『mamaごはん』が立ち上げられました。また、2011年からは専属モデルたちが出演する情報番組『プリママ』が放送され、多くのママたちに向けた情報提供を続けています。これはテレビ神奈川やKBS京都、サンテレビなどで放送され、ママたちからの人気を得ています。

まとめ

『I LOVE mama』は、ただのファッション雑誌ではなく、現代のママたちに向けて多様な情報を発信する重要なプラットフォームとして位置づけられています。令和のママたちのリアルな声やライフスタイルを反映したこの雑誌は、これからも多くの読者に愛され続けることでしょう。

もう一度検索